決定係数の計算と意味を理解する問題です。
決定係数とは
決定係数(寄与率)は、回帰直線がデータの変動をどの程度説明できるかを表す指標で、$R^2$で表されます。
$R^2 = r^2$
ここで、rは相関係数です。
計算手順
与えられた情報:
相関係数 $r = 0.6$
決定係数の計算:
$R^2 = r^2 = (0.6)^2 = 0.36$
決定係数の意味と解釈
意味:
- yの変動のうち、xによって説明される割合
- 0から1の値をとる(0%から100%)
- 1に近いほど回帰直線の当てはまりが良い
この問題の解釈:
- $R^2 = 0.36 = 36\%$
- yの変動の36%がxによって説明される
- 残り64%は他の要因や誤差による
評価上の注意: $R^2$の良否に普遍的な閾値はなく、分析目的や標本外性能と合わせて判断する。
切片を含む通常の最小二乗回帰では、決定係数は0以上で、相関係数が負の場合でも$R^2$は正になります。これは「説明力」を表すためです。
したがって、決定係数は0.36です。