確率分布

離散型・連続型確率分布、正規分布、二項分布の基礎を学習します。

離散型確率分布の基本 レベル1

離散型確率分布に関する説明として正しいものはどれか。

解説
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<p>離散型確率分布の基本的な定義を理解する問題です。</p><h4>離散型確率分布とは</h4><p>離散型確率分布は、確率変数Xが有限個または可算無限個の値をとる場合の確率分布です。</p><p class='step'>各選択肢の検討</p><p><strong>選択肢1:</strong> 「確率変数が連続的な値をとる分布」→ これは<strong>連続型確率分布</strong>の説明です。</p><p><strong>選択肢2:</strong> 「確率変数が有限個または可算無限個の値をとる分布」→ これが<strong>離散型確率分布</strong>の正しい定義です。</p><p><strong>選択肢3:</strong> 「正規分布のみを指す」→ 正規分布は連続型分布の一例です。</p><p><strong>選択肢4:</strong> 「平均と分散が等しい分布」→ これはポアソン分布の特徴の一つですが、すべての離散型分布に当てはまりません。</p><p><strong>選択肢5:</strong> 「常に対称な分布」→ 離散型分布には非対称なものも多くあります。</p><div class='key-point'><div class='key-point-title'>離散型と連続型の違い</div><ul><li><strong>離散型:</strong> サイコロの目、コイン投げの回数、不良品の個数など</li><li><strong>連続型:</strong> 身長、体重、時間、距離など</li><li><strong>表現方法:</strong> 離散型は確率質量関数、連続型は確率密度関数</li></ul></div><p class='note'>離散型確率分布の例:二項分布、ポアソン分布、幾何分布、超幾何分布などがあります。</p><p>したがって、正しい説明は<strong>「確率変数が有限個または可算無限個の値をとる分布」</strong>です。</p>
問題 1/10
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