青の統計学-DS Playground-
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仮説検定の基本的考え方、母平均の検定、母比率・母分散の検定、カイ二乗検定に関する問題
2つの異なる教授法の効果を比較するために、独立な正規母集団から無作為に選ばれた2つのグループに異なる教授法を適用し、テストを実施した。グループA: サイズn₁=30、平均x̄₁=75、不偏分散の平方根S₁=8グループB: サイズn₂=30、平均x̄₂=70、不偏分散の平方根S₂=102群の母分散は等しいと仮定する。有意水準5%で、2つの教授法の効果に差があるかどうかを検定せよ。検定統計量を示せ。
独立な2群の母平均差を、等分散を仮定したt検定で調べます。
1. 仮説
$H_0:\mu_1-\mu_2=0,\quad H_1:\mu_1-\mu_2\neq0$
2. プールされた不偏分散
$S_p^2=\frac{(30-1)8^2+(30-1)10^2}{30+30-2}=82$
したがって $S_p=\sqrt{82}\approx9.055$ です。
3. 検定統計量
$T=\frac{75-70}{\sqrt{82}\sqrt{1/30+1/30}}\approx2.139$
小数第2位までで $T=2.14$ です。ここで $1/30+1/30=0.0667$ です。
4. 判定
自由度58の両側5%臨界値は約2.00なので帰無仮説を棄却し、2つの教授法の母平均には有意な差があると判断します。
母分散が等しいと仮定できない場合は、プール分散を使わずWelchのt検定を用います。