青の統計学-DS Playground-

複素解析・多変数微積

複素数の極形式・ド・モアブル・偏微分・勾配・接平面・極座標積分まで高校〜大学初年次向けの10問でリフレッシュできます。

偏微分で勾配の一部を求める レベル1

$f(x,y) = x^2y + 3y^2$ に対し $\frac{\partial f}{\partial x}(2,-1)$ を求めよ。

解説

この問題では偏微分の具体的な計算方法を学習します。偏微分は多変数関数において「ある一つの変数を動かしたときの変化率」を表し、機械学習におけるパラメータ更新の基礎となる操作です。

偏微分の計算ルール

$x$ で偏微分する場合、$y$ は定数(数字と同じ扱い)とみなして微分します。

1. 偏導関数 $f_x$ の計算

$f(x,y) = x^2y + 3y^2$ を $x$ で微分します:

  • $x^2y$ の項:$y$ は係数扱いなので $(x^2)' \cdot y = 2x \cdot y = 2xy$
  • $3y^2$ の項:$x$ を含まない定数項扱いなので微分すると $0$

したがって、$\frac{\partial f}{\partial x} = 2xy$ です。

2. 値の代入

点 $(2, -1)$ を代入します:

$\frac{\partial f}{\partial x}(2, -1) = 2 \times 2 \times (-1) = -4$

偏微分の意味

求めた値 $-4$ は、点 $(2, -1)$ において $y$ を固定したまま $x$ をわずかに増やしたとき、関数値 $f$ が急激に減少する(傾きが負の急勾配である)ことを意味しています。

問題 3/10
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