青の統計学-DS Playground-

数列・整数法則

等差・等比・線形漸化式・合同式など高校〜大学初年次の整数テクニックで、物流やKPI管理に直結する10問を収録。

等差数列の合計で年間ロードマップを把握 レベル1

初月に18件の改善を出し、毎月4件ずつ増やして12か月続けるとき、年間で何件リリースされるか(等差数列の和)。

解説

この問題では等差数列の和を用いた累積コストや収益の計算方法を学習します。期間全体での総量を素早く見積もるスキルは、予算策定やリソース計画で役立ちます。

等差数列の和の公式

初項 $a_1$、末項 $a_n$、項数 $n$ の等差数列の和 $S_n$ は:

$S_n = \frac{n}{2}(a_1 + a_n)$

または、末項が不明な場合は $a_n = a_1 + (n-1)d$ を代入して:

$S_n = \frac{n}{2}\{2a_1 + (n-1)d\}$

1. パラメータの特定

  • 初項 $a_1 = 18$ (初月の改善数)
  • 公差 $d = 4$ (毎月の増加数)
  • 項数 $n = 12$ (12か月間)

2. 計算の実行

第2の公式を利用します:

$S_{12} = \frac{12}{2} \{2 \times 18 + (12-1) \times 4\}$

$= 6 \times (36 + 11 \times 4)$

$= 6 \times (36 + 44) = 6 \times 80 = 480$

したがって、年間で合計480件のリリースとなります。

積み上げ計算の効率化

1つずつ足し合わせるのではなく、数列の和の公式を使うことで:

  • 計算ミスを減らせる
  • パラメータ(期間や増加率)が変わった際の再計算が容易になる
  • 大規模なデータ(例:10年分)でも即座に答えが出せる
問題 2/10
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