仮説構築と泥臭い検証
- 文献サーベイ: トップ会議・特許・OSSを横断し、自社プロダクトに刺さる仮説を組み立てる。
- 理論設計: コンセンサスアルゴリズムや量子回路など、正解がないテーマを紙と数式で詰める。
- 再現実験: 論文コードが動かなくても粘り強く検証条件を洗い出し、泥臭く再現性を確保する。
論文で止まらず、社会実装まで視野に入れてアルゴリズムを磨き込むのがアルゴリズムリサーチエンジニア。研究からプロダクト化までの現実的な動線をまとめました。
アルゴリズムリサーチエンジニアは、論文やトップ会議で得た知見を基に新しいアルゴリズムを提案し、実務環境で動く形まで落とし込む役割です。数理モデル化・理論検証・シミュレーション・高速実装・評価・発信を一貫して行い、事業価値につなげることが求められます。
ブロックチェーン、生成AI、量子計算、最適化、HPCなど領域は多岐にわたり、PoC→評価→標準化・OSS化までロードマップを描きながら、研究と開発の橋渡しを担います。
神戸大学とPFNが共同開発した深層学習スパコンMN-3が、Green500で世界1位を獲得。超低消費電力プロセッサMN-Core™と高速インターコネクトにより、HPLベンチマークで歴代最高の21.11 Gflops/Wを達成。次世代の超低消費電力情報システム構築の基礎技術を確立しました。
ティアフォーと松尾研究所は、自動運転レベル4の運行設計領域(ODD)を飛躍的に拡大するための生成AI開発プロジェクトを開始。これは、従来のルールベースの自動運転1.0(Autoware)から進化し、LLMに基づくEnd-to-End AIと、従来のロボット工学を統合したハイブリッドフレームワーク(自動運転2.0)を構築するものです。
独自のAIエンジン「KIBIT」を基盤に、複数の大学と連携。特定が困難な疾患の予測モデルや希少疾患の評価システム、創薬支援AIなど、医療分野の課題解決に向けたアルゴリズムを研究開発している。
スペシャリストパス: チーフサイエンティストやリサーチフェローとして社内外の研究ロードマップと知財ポートフォリオを描き、トップ会議で存在感を放つ。
マネジメントパス: R&D組織の責任者としてテーマ選定・予算・採用を握り、事業部と研究者の両方から信頼されるリーダーを目指す。
エコシステムパス: スタートアップ創業やVCテックアドバイザー、標準化団体のボードメンバーとして産業のルールメイキングに踏み込むキャリアも王道です。