データ基盤とリテラシー整備
- データ統合: HRIS、勤怠、評価、サーベイ、学習ログを一元化し、匿名化・権限管理を設計。
- データ辞書: 指標定義・更新頻度・注意事項をまとめ、社内ポータルで共有。
- セルフサービス支援: HRBP/現場マネジャー向けにダッシュボードやテンプレを提供。
データで人と組織の成長を伴走する
月次のエンゲージメント報告書を片手に、HRBPと次の打ち手を議論する――ピープルアナリティクスの現場視点を、データの扱い方と会議での立ち回りまで含めて整理しました。
ピープルアナリティクススペシャリストは、人事・労務・業績データを統合し、採用から定着までの課題をデータで可視化して改善策を導く役割です。HRBPや経営陣と協働し、サーベイ分析・離職予測・人員計画などを通じて、従業員体験と事業KPIの両方を底上げします。
データ基盤づくりとプライバシー統制、施策効果検証、現場への説明をワンセットで回すことがミッションです。
毎月、全社員のコンディションを天気マークで回答してもらうアンケートシステム「GEPPO」を運用。個人の時系列変化やチーム状況を分析し、離職予兆の早期発見や組織課題の特定に繋げている。
勤怠データやPCログなどの労務管理データを分析し、長時間労働のリスクが高い従業員や部署を特定。早期の介入や業務改善を促すことで、長時間労働者を約96%減少させ、労務管理工数を1万8,000時間削減した。
過去の退職者データ(勤怠、評価、スキルアップ履歴など)を分析し、退職に繋がりやすい要因を特定するモデルを構築。「遅刻・欠勤回数が多い」「スキルアップ回数が少ない」などの傾向からリスクを予測し、個別フォローに繋げる。
スペシャリストパス: 因果推論や組織ネットワーク分析を深掘りし、ピープルアナリティクスのエキスパートとして全社施策をリード。
マネジメントパス: HRアナリティクス部門やHR企画チームのリーダーとして、指標設計と運用を統括。
クロスファンクションパス: HRBP、組織開発、働き方改革プロジェクトなどビジネス寄りのポジションに広がる。