指標設計と可視化基盤
- 共通KPI定義: 売上・リード・サポート指標を分解し、部署間で意味が揃うよう命名規則と粒度を整理。
- ダッシュボード構築: Looker/Tableau/Power BIで役職ごとに見たいビューを用意し、リロードタイミングや権限も設計。
- データモデリング: dbtやSQLビューでスター/スノーフレークモデルを組み、再利用しやすいマートを整備。
現場の意思決定を支えるデータ翻訳者
売上会議で数字の裏付けを求められた瞬間、すぐに根拠を示せるように整えておくのがBIアナリスト。現場の混乱をリアルに減らす仕事の流れをまとめました。
BIアナリストは、散らばった営業・CS・マーケ・プロダクトのデータをつなぎ合わせ、誰でも同じ数字を見られるようにする“共通インフラ”の整備係です。ログや業務システムを統合し、日々の会議で迷わず意思決定できる環境を作ります。
ダッシュボードを作って終わりではなく、数字が動いた時に現場へ理由を伝え、次の一手を考えるところまで伴走。指標定義、データ品質、レポート運用、教育までをワンセットで担うのがミッションです。
世界各地の事業会社の販売データやWebサイトのアクセスログなどをTableauで統合・可視化。経営層や各担当者がリアルタイムで業績を把握し、データに基づいた迅速な意思決定を行えるダッシュボードを構築した。
導入後4年でTableauユーザーを1万人に拡大し、年間8万時間の業務負荷削減を達成。各部門で必要とされる経営数値や業務指標をダッシュボード化し、レポート作成業務の自動化とデータドリブンな文化の醸成を推進した。
Tableauを用いてデータ可視化・分析作業のプロセスを刷新し、年間2,000時間の工数削減を実現。営業実績や顧客動向などのデータを直感的に把握できる環境を整え、分析の深化とスピード向上を両立させた。
スペシャリストパス: アナリティクスエンジニアやBIアーキテクトとして、データモデルとBIプラットフォーム全体を設計する。
マネジメントパス: アナリティクスマネジャーとして組織のダッシュボード戦略・人材育成・運用プロセスを統括。
越境パス: セールスオペレーション、マーケオペレーション、プロダクトアナリストなどドメイン側へ寄り添うポジションに広がるケースも多いです。